企業が見るべきはPL?BS?株価? ~会計・財務にハマったワケ~



企業で働いていたら、どうやったら自分の給料が上がるのか考えるだろう。
基本的には会社の儲けに大きな貢献をしたら、それが評価されて、個人の給料も上がる。

儲けがどう表れるのか考えると、『会計』に出会う

自分の部署や自分の会社の儲けがどう表れるのか考えてみると、それは財務諸表というものに集計されている。
社外では制度会計、社内では管理会計というもので集計されるけれど、その世界ではどうやら会計のルールに支配されるらしい。
まず、集計のルールを知らなければならないので、『会計』を勉強する。

 

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財務諸表の定義や、出来上がり方を知り、じゃあ何が”儲かった”ことになるのかを考えてみる。
PL(損益計算書)を見て、売上や純利益の絶対値が大きければ大きいほどよいのかというと、そんなことはないようだ。
1兆円で仕入れて1兆1円で売っても、売上高は1兆円なのだし、純利益1円の事業体を1兆個併せてしまえば、純利益1兆円なのだ。
お金や資産をたくさん持っていれば利益を稼げるのは当たり前なのだ。
少ない元手で稼げているのかも重要な指標になるし、資産やお金を調達するためには、銀行へ払う金利や株主への配当なども加味する必要がある。
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お金や資産の総額や払っている配当、現金の流れなどはPLには表れないから、BS(貸借対照表)やキャッシュフロー計算書を読み、財務三表をつなげて読み解けるように、いろんな財務諸表を比較して考えてみる。

 

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お金などの資産の調達コストを考えると、『ファイナンス』に出会う

だが、いざ資金調達のコストまで加味して事業価値を求めようとすると、今度は財務諸表の知識だけでは不十分である。
なぜなら、配当というのは、投資家の期待する投資利回りに引きずられるものであり、ほかの投資先(他企業や国債、様々な金融商品)との比較が必要になるからである。
うちの企業の株式を保持するようも、よそに投資をした方が良い利回りなのであれば、うちの株式を売却して、よそに資金を投下するであろうから。
(ちなみに、投資家に配慮しなければならない理由は下記だ。
どんどん株式を売られいくと、企業の株価は下落していく。
低い株価の企業が、新しく株式を発行したとしても調達できる資金が少なくなるし、他の企業から株式を大量に買われて子会社化されてしまうかもしれない。
そうならないために、株価を維持しなければならず、そのためには他企業に見劣りしないような配当を払わなければならないのだ。)
同じ業界、同じ国の他企業の配当を見ていく必要もあるし、もっと言えば、国債を買ったときや銀行に預けるとき、投資信託の利回りとも自社への投資利回りを比較して考える必要が出てくる。
そして、直接的に株価や金利に特に大きな影響を与えるのは、株式や債券の売りと買いがそれぞれどれだけ多いのかという、需給の差であり、そこにはそれらを売買する人々の主観が大いに入ってくる。
企業や国のイメージ・IR活動、銀行総裁の指針発表や発言、株価チャートの値動き、あらゆる要素が入ってきて、そこからは追い切れないかもしれない。
(まぁ人々の主観やチャートを見ていくテクニカル分析は企業側の人間からすると不要だろうが、為替がどう動くかが輸出入の進退に関わるのだから、金利や株価の相場感覚を持っていてもよいと思う。)

 

とにかく言いたいのは、自分の会社にとってどの数字を追い求めるべきかがわかれば、どうがんばればいいかの方向がわかるし、それを説明できれば、より多くの人を味方にすることができる。

 

会社にとっての利益と、自分の頑張る方向が一致すれば、うるさいコーポレートスタッフも何も文句はないし、彼らを味方につけて、労働力とすることができる。
客の提案がどう数字に落ちるのかわかって、初めて比較検討できるだろう。
 

会計・財務にハマった私のコミットメント

 

そうした企業の儲けにかかるドライバーを洗っていくうちに、商売自体よりも、ファイナンスの構造や市場の方がおもしろくなっていく。

 

理由付けができて、ある程度体系的な理論があって、それを応用できる企業群がたくさんある。

 

私は、アカウンティング・ファイナンスの知識や理論と、それらの実務を学んでいきたい。

 

人々に効用をもたらすサービスを提供する企業に対して、アカウンティング・ファイナンスの面からサポートし、より良い事業を拡大し、世の中により多くの効用をもたらしたい。

 

その企業は金を稼ぎ、継続的に成長していき、より多くの人がより良いサービスを享受する。私も対価をもらい、生活を豊かにし、またより自己に投資して研鑽して、より良いサービスを企業に提供したい。

 

アカウンティングやファイナンスを学ぶことがまず単純に面白く、それをアウトプットしていくことで世の中がより良いサービスが提供できるようになるのであれば、非常に良いことだと思う。

 

だから、自分の知識としての勉強はもちろんのこと、社内や社外に自分の知識や能力を示して、より面白いアカウンティング・ファイナンスの仕事を取りにいくために、会計士の資格が欲しい。

 

そのために、仕事や人付き合いの中でちっとも面白くない部分をどんどん削って、勉強時間を捻出しよう。

 

モチベーションを保つために、こうしたコミットメントを表明したり、刺激を受ける人々と話したり、仕事や勉強とは全く異なる分野に没頭してみたりする。

 

自分の心の声を聴いたのなら、他人の声なんてどうでもよくて、あとは失敗を恐れずに試行回数を上げていくだけだ。Just do it!

 

 

 


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